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Title:  Adaptations in motor unit discharge activity with force control training in young and older human adults.

邦題: 若年者と高齢者における出力制御トレーニング中の運動単位放電活動の適応

Journal:  Eur J Appl Physiol. 2000 Oct;83(2-3):128-43.

Authors:  Patten C, Kamen G.

Reviewer: Tatsuya HIRAI

Abstract

健常な6名の若年者(18-22歳)、6名の高齢者(66-76)は、足関節背屈における出力の正確なコントロールを向上するためにデザインされた視覚的ガイドによる等尺性出力調整トレーニングプログラムに参加した。前脛骨筋からの等尺性出力とモーターユニット(MU)の活動は、本研究の初期、出力調整トレーニングの2週間後そしてその後の4週間の保持期間の後すぐに記録された。初期のMVCと10-60%MVCにおけるMU放電レートは、若年者と高齢者で同様であった、一方、最大努力時のMU放電レートは高齢者で有意に減少していた。2週間の出力調整トレーニング後、若年者、高齢者の両方とも、出力の正確性が有意に改善し(若年44%、恒例48%)、30、40、60%MVC時のMU放電レートが有意に減少した。若年者はまた、11%MVCが向上し、一方、高齢者は最大MU放電レートが30%有意に向上した。このように、2週間の出力調整トレーニング後、若年者と高齢者は、すべての出力レベルにおいて、似たようなMU放電レートを示した。MU放電レートの適応は4週間の保持期間後も保持されていた。若年者において、出力正確性とMVC出力の増加はMU動員閾値の有意な減少を伴った。高齢者においては、出力正確性の向上は動員と減少の出力閾値の関係の違いの増加と有意な拮抗筋の同時収縮の減少を伴った。出力調整とMU放電活動における年齢に間連した改変は、老いた筋における収縮の変化に関する基盤とする単独の説明はできない。むしろ、信頼性のある拮抗筋の同時収縮を含んだ補償的な神経筋の変化が示唆される。

 

URL: https://www.researchgate.net/profile/Carolynn_Patten/publication/12224104_Adaptations_in_motor_unit_discharge_activity_with_force_control_training_in_young_and_older_human_adults/links/0912f50c0f93063f9e000000.pdf

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