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Title: Gait variability in people with neurological disorders: A systematic review and meta-analysis.
邦題: 神経疾病患者の歩行変動(システマティックレビューとメタアナリシス)
Journal: Human Movement of Science 2016(47),197-208.
Authors: Moon Y, Sung J, An R, Hernandez ME, Sosnoff JJ.
Reviewer: Yuuki Yoshimoto
Abstract
背景と目的:
システマティックレビューとメタアナリシスを用いて神経疾病(アルツハイマー型認知症:AD、ALS,小脳性失調:CA、ハンチントン病:HD、多発性硬化症:MS、パーキンソン病:PD)により歩行変動が変化するか検討することである。
方法:
研究選択基準をクリアした25論文を元にレビューをおこなった。各論文から共通した歩行変動評価を抽出し、効果量を元にメタアナリシスをおこなった。
結果:
HDではコントロール群に比し、計測したすべての歩行変動指標が増加していた。また、ADはコントロール群とすべての評価指標で有意な差は認めなかった。評価指標ではストライド時間変動が、AD以外の神経疾患でコントロール群と有意な差を認めた。
結論:
神経疾患のタイプにより歩行変動の増加に違いが見られた。また、ストライド時間変動は、多くの神経疾患を評価する際有用であるとわかった。
URL:
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