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Title: Revealing the quality of movement: A meta-analysis review to quantify the thresholds to pathological variability during standing and walking.
邦題:運動の質を明らかに(立位と歩行の変動の疾患境界線におけるメタアナリシスレビュー)
Journal: Human Movement of Science 2016(47),197-208.
Authors: N.König, W.R.Taylor,C.R.Baumann,N.Wenderoth,N.B.Singh
Reviewer: Yuuki Yoshimoto
Abstract
背景と目的:
神経制御プロセスにはノイズが存在し、運動には揺らぎが存在している。その揺らぎ・変動が低いレベルであれば健康、高いレベルへ増加すれば病理的とみなされる。本研究は、システマティックレビューとメタアナリシスを用いて歩行変動と立位バランスにおける健常群と疾病群(神経疾病)の境界線を検討するを目的とした。
方法:
研究選択基準をクリアした109の論文を元にレビューをおこなった。3000名以上の健常群と2775名の疾病群が対象となり、各論文から共通した歩行変動評価と立位バランスの効果量を元にメタアナリシスをおこなった。
結果:
ストライド時間変動は1.1~2.6%、重心動揺は62~265mm2を健康群と疾病群の境界値とした。
結論:
神経疾病群を対象とする場合の参照値を得ることができた。
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