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Functional performance comparison between real and virtual tasks in older adults: A cross-sectional study.

Bezerra ÍMP, Crocetta TB, Massetti T, Silva TDD, Guarnieri R, Meira CM Jr, Arab C, Abreu LC, Araujo LV, Monteiro CBM.

Medicine (Baltimore). 2018 Jan;97(4):e9612. doi: 10.1097/MD.0000000000009612.

邦題: 高齢者における現実と仮想環境での機能的課題の比較

レビュワー平井達也

Abstract

INTRODUCTION:

加齢は、しばしば筋力、感覚、機能的能力のような身体活動の悪化、慢性疾患の罹患をともない、高齢者のより良い生活は世界的公衆衛生に対する新たな挑戦である。

OBJECTIVE:

本研究の目的は仮想環境における課題練習が現実環境における同じタスクに対してより良い結果をもたらし転移可能かどうか評価することであった。

METHOD:

本研究は60〜82歳(平均69.6歳、標準偏差6.3歳)の高齢者65名(男女同数)を評価した。

タイミング一致課題は運動反応の遂行に対する知覚運動能力を測定するために適応された。

参加者は現実インターフェースから開始する者と、仮想インターフェースから開始者の2グループに分けられた。

RESULTS:

すべての対象者は練習期間に成績が向上したが、現実インターフェースにおいては改善が観察されなかった。その際に参加者は課題の初期から最高成績に近かった。

しかしながら、仮想から現実環境もしくはその逆への転移はなかった。

CONCLUSIONS:

仮想環境は、タイミング一致課題において短期間の運動学習プロトコールで成績の改善をもたらすことを示した。

この結果が示したことは、仮想環境における課題練習は、健常高齢者の評価とトレーニングに対し有効なツールに思える。たとえ、現実環境に対する成績に転移しなくても。

 

 

URL:  https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5794361/pdf/medi-97-e9612.pdf

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