top of page

Title: Coordination Tests in Persons With Acute Central Nervous System Pathology: Assessment of Interrater Reliability and Known-Group Validity

Authors: Lanzino, Desiree J. PT, PhD; Rabinstein, Alejandro MD; Kinlaw, Denise PT; Hepburn, Stephanie B. SPT; Ness, Brandon M. SPT; Olson, Karen J. SPT; Sobie, Sarah M. SPT; Hollman, John H. PT, PhD

Journal: Journal of Neurologic Physical Therapy: 2012 Vol.36 Issue 3 P122-130

邦題: 中枢神経系の症状を持つ者に対する協調運動評価:評価者間信頼性と既知グループ妥当性

レビュワー藁科

Abstract

背景と目的: 協調性を検査することは、神経学的検査の標準的な部分であるが、いまだ専門家によって使用される多くのテストの心理測定学的な特性は知られていない。この研究では、急性の中枢神経系の症状を持つ者の肢協調性テストの評価者間の信頼性と既知グループ妥当性を調査した。

 

方法:中枢神経系の症状を持つ25名の参加者は、ベッドサイドで理学療法士によって使用されている20の異なる肢協調性テストをすべて行った。試験はビデオテーブで撮影され、5段階の順序尺度で神経学者、理学療法士、理学療法士の学生によって評価された。そのうち9つのテストは時間も計測された。結果は、評価者間信頼性についてと協調性障害の有無で分類されたブループ間の違いの程度について分析された。

 

結果:参加者は、中枢神経の血管障害もしくは頭蓋内腫瘍いずれかに診断された者であった。時間を計測されたテストのスコア(級内相関係数 [ICC], 0.69-0.97)は、順序尺度スコア(κfree 0.56-0.91)よりも高い一致のレベルであった。時間を計測された9つのテストのうち5つのスコアが、また順序尺度で評価した20のテストのうち8つのスコアが、協調性障害の有無で分類されたグループ間で異なる結果となった。

 

結論:11のテストは、評価者間の信頼性のあるスコアであり(κ > 0.60 or ICC > 0.75)、協調性障害の有無で分類されたグループ間で異った(P≦0.05)。これらテストは、血管障害または腫瘍のため急性の神経学的な症状をもつ患者を評価する際の使用が推奨される。これら評価は、行うのが簡単であり、ストップウォッチを必要とするだけである。今後の研究では、病状や機能的評価との関係に対して、これらテストの感度や特異度を説明する必要があるだろう。

 

 

URL:

https://journals.lww.com/jnpt/Fulltext/2012/09000/Coordination_Tests_in_Persons_With_Acute_Central.3.aspx

© 2023 by BI World. Proudly created with Wix.com

bottom of page