
Trunk involvement in performing upper extremity activities while seated in neurological patients with a flaccid trunk - A review.
Peeters LHC, de Groot IJM, Geurts ACH.
Gait Posture. 2018 Mar 6;62:46-55. doi: 10.1016/j.gaitpost.2018.02.028. [Epub ahead of print] Review.
邦題: 弛緩性体幹を呈する神経学的患者における座位時の上肢活動中の体幹の関与
レビュワー平井達也
Abstract
BACKGROUND:
体幹コントロールは座位活動に重要である。
体幹は運動連鎖の部分を成すことおよび、安定した基底面を供給することにより上肢(UE)と頭部と相互作用する。
体幹コントロールが障害された時、上肢タスクの実行されたことに対する結果かもしれない。
AIM:
弛緩性体幹と小児および加齢を伴う神経疾患患者における、座位活動での身体の動きと安定における体幹の参加とそれに関連する上肢と頭部の運動に関するレビューすること。
METHODS AND PROCEDURES:
PubMedを使った検索が行われ、eligible論文を含む188タイトルから32タイトルが除かれた。
OUTCOMES AND RESULTS:
弛緩性体幹(例えば脊髄損傷やCP)の患者はリーチをする際、健常者より体幹がより早く参加する傾向があった。
異なるバランス方略が患者の異なるタイプにおいて観察され、それは、カウンターウェイトとして対側上肢を使用、自由度の制限、運動スピードの減少などであった。
CONCLUSIONS AND IMPLICATIONS:
身体活動における体幹の主な役割は弛緩性体幹の神経疾患患者における座位での課題結果の改善に対する介入の際に考慮されるべきである。