
Title: Influence of self-efficacy on the functional relationship between ratings of perceived exertion and exercise intensity.
邦題: 運動の自覚的強度の評価と運動強度の機能的関連性に対する自己効力感の影響
Journal: J Cardiopulm Rehabil Prev. 2007 Sep-Oct;27(5):303-8
Authors: Hu L, McAuley E, Motl RW, Konopack JF.
Reviewer: Tatsuya HIRAI
Abstract
PURPOSE:
自覚的運動強度評価(RPE)は運動のテストと指示の両方に対して運動強度の主観的指標として一貫して使用されてきた。心理的要因がRPEの変化にどのように影響するか測定した実験的研究はほとんどない。本研究は運動強度の指標としてのRPEの変化に対する自己効力感の影響をテストした。
METHODS:
参加者は、193名の座りがちな高齢者(平均年齢66.7歳)は運動自己効力感と有酸素能力の評価を行った。
RESULTS:
分析の結果、運動中のRPEは、強度の増加にともない、直線的、二次的に変化し、その際に、自己効力感は両方の変化のパターンの予測要因であった。
自己効力感の高い者は、運動強度の増加に伴うRPEの変化は一定の割合であった。一方、より少ない効力感の参加者は、運動強度の評価としてのRPEはより緩やかな変化を示した。それはより低い強度における初期の大きな曲線と高い強度におけるより
CONCLUSIONS:
結果、高齢者における運動強度に対するRPEの使用は重要であり、運動の自己効力感がRPE変化のパターンにおいて重要であることを示唆する。