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Title: Falls in individuals with incomplete spinal cord injury.
邦題:不全脊髄損傷を有した個々の転倒
Journal:Spinal Cord. 2007 Jan;45(1):37-40.
Authors: Brotherton SS, Krause JS, Nietert PJ.
Reviewer: Yasunobu ISHIKAWA
Abstract
研究デザイン:不全脊髄損傷(SCI)を有した参加者への郵送調査
目的:不全SCIを有した歩行できる個々の間に転倒との関連に寄与する要因の知覚、発生率、状況、結果を説明することである。
設定:アメリカの南東部の地域
方法:調査器具は既存の評価を主に発展させ、さらに不全SCIを有した個々に郵送し、自己報告した参加者の特性と転倒に関連する変数の情報を収集した。
結果:研究の参加者の75%は前年に少なくとも1回以上の転倒であった。もっとも多い障害は軽傷であったが、転倒者の18%は骨折をし、45%は地域に外出する能力や生産的な活動への従事の減少を占めた。最も多く転倒に寄与すると知覚された因子は体幹と下肢の筋力の減少、バランスの損失、および環境の中での危険であった。
結論:転倒は頻回に発生し、しばしばSCIを有す歩行ができる個々の間に重大な結果をもたらす。それらのデータは転倒リスクの見極めと転倒予防の方略の手段でリハビリテーションの専門家を支援するのかもしれない。
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