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Effects of exercise on health-related quality of life and fear of falling in home-dwelling older women.
J Aging Phys Act. 2012 Apr;20(2):198-214.
Karinkanta S, Nupponen R, Heinonen A, Pasanen M, Sievänen H, Uusi-Rasi K, Fogelholm M, Kannus P.
邦題: 自宅在住高齢女性における健康関連QOLと転倒恐怖感に関する運動の効果
レビュワー平井達也
Abstract
このRCTでは、149名の自宅在住高齢女性における健康関連QOL(HRQoL)と転倒恐怖(FoF)に関する運動の効果を評価した。12ヶ月の運動プログラムは転倒と骨折のリスク減少に対して考慮された。HRQoLはRAND-39質問紙、FoFはVASにより、ベースライン、12ヶ月、24ヶ月で評価された。RAND-39質問紙のスコアは健康とその向上の指標であった。運動がもたらしたHRQoLに対する効果として、一般的健康スコアは12ヶ月後においてコントロールと比較して有意な改善をしめした(p = 0.019)、しかし、その改善は24ヶ月では失われた。 FoFは両グループで減少し、12ヶ月、24ヶ月でのグループ間の違いはなかった。 まとめると、身体的に有益な変化にも関わらず、運動の介入は高機能の高齢女性におけるHRQoLとFoFに対してむしろ限定的な効果を示した。この最新の結果は、使用した評価方法の不十分な反応が一つの理由かもしれない。
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