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Title : 健常男子の最大速度歩行時における歩行周期の加齢変化.
Authors: 伊東元, 長崎浩, 丸山仁司, 橋詰謙, & 中村隆一.
Journal: 日本老年医学会雑誌 26.4 (1989): 347-352
邦題:健常男子の最大速度歩行時における歩行周期の加齢変化.
レビュワー吉元勇輝
Abstract
背景:加齢による歩行の変化が検討されており、最大歩行速度での歩行変数と疾患や身体機能との関連が検討されている。本研究では、10m歩行の最大歩行速度、身体特性を分析し、加齢による歩行速度、歩行周期の変化およびそれに関連する個体要因の検討を目的とした。
方法:22~79歳の健常男性81名を対象として、膝伸展トルク(MVC)、体重比MVC、最大歩行速度条件での歩行速度、歩幅、歩行率を計測した。統計分析として、各変数間の相関を検討し、さらに年齢、身長、体重、MVCを独立変数とし、歩行速度、歩幅、歩行率を従属変数とした重回帰分析を行った。
結果:年齢と歩行速度、歩行率、歩幅それぞれで有意な負の相関を示した。また、重回帰分析の結果、速度にはMVCと体重、歩行率には年齢、歩幅にはMVC、体重が選択された。
URL: https://www.jstage.jst.go.jp/article/geriatrics1964/26/4/26_4_347/_pdf/-char/ja
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