Physical activity, brain plasticity, and Alzheimer's disease.

Erickson KI, Weinstein AM, Lopez OL.

Arch Med Res. 2012 Nov;43(8):615-21.

邦題： 身体活動、脳可塑性とアルツハイマー病

レビュワー平井達也

Abstract

このレビューでは、我々はアルツハイマー病に対する身体活動と脳容積、機能とリスクの関連について疫学的、横断的、介入研究をまとめる。疫学的論文はより多くの身体活動が晩年の認知症リスク減少に関連するという説得力のある根拠を供給する。加えて、ニューロイメージング装置を使用したランダム介入研究は身体活動の参加が前頭前野と海馬の大きさを増加させ、それは記憶障害の減少をもたらす可能性がある。これらの知見に一致して、ニューロイメージング装置を使用した縦断的研究もまた、前頭前野と海馬の大きさは人生の早期により身体活動をした対象者がより大きいことを示す。これらのレビューをまとめると、身体活動が年齢に関連した認知的低下とアルツハイマー病において示された脳領域と一致し頑健で説得力関連があるという説得力のある根拠があるということである。加えて本論文は、さらなる身体活動と脳の健康に関する将来の研究を推奨する。

 

URL： https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3567914/pdf/nihms428057.pdf