
Title: Task-related circuit training improves performance of locomotor tasks in chronic stroke: a randomized, controlled pilot trial
Authors: Dean CM, Richards CL, Malouin F.
Journal: Arch Phys Med Rehabil.2000 Apr;81(4):409-17.
邦題:課題サーキット訓練は慢性脳卒中における運動課題の成績を改善する:無作為化対照パイロット試験
レビュワー松下耕三
目的:慢性脳卒中における歩行運動の関連課題の遂行に対する4週間のトレーニングプログラムの即時および保持効果を評価すること。
方法:2か月の追跡調査を伴う無作為化対照パイロット試験。
対象者:12人の慢性脳卒中患者からなる便利なサンプルを使用した。被験者を無作為に実験群または対照群に割り当てた。3人の被験者が試験を中止した。
介入:実験群と対照群は両方とも4週間にわたって週3回運動クラスに参加した。実験群の運動クラスは、影響を受けた下肢の強化および下肢を含む機能的課題の実践に焦点を当てたが、対照群は上肢課題を実践した。
アウトカム:下肢機能は、歩行速度および持久力、座位から立位の間に患側足部を通る垂直方向の最大床反力、およびステップテストを測定することによって評価した。
結果:実験群は、対照群と比較して、歩行速度および持久力、座位の間に患側足部を介した力の産生、およびステップテストの繰り返し数で有意な即時および保持された(2ヶ月の追跡調査)改善を証明した。
結論:予備的研究は、慢性脳卒中における歩行運動機能の改善における課題関連サーキットクラスの有効性についての証拠を提供する。