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Title: Static and dynamic balance performance in patients with osteoporotic vertebral compression fracture.

邦題: 骨粗しょう症による脊椎圧迫骨折を有した患者の静的と動的バランス

Journal: J Back Musculoskelet Rehabil. 2013;26(2):199-205.

Authors:.Wang LY, Liaw MY, Huang YC, Lau YC, Leong CP, Pong YP, Chen CL.

Reviewer: Yasunobu ISHIKAWA

Abstract

目的:骨粗しょう症による脊椎圧迫骨折(OVCF)を有した患者は姿勢の変化と転倒リスクが増加する。本研究の目的はOVCFを有した患者と健常なコントロール対象者との間のバランスの特徴を比較することである。

 

方法:重度のOVFCを有した患者とコントロール対象者は今回の症例対照研究においてコンピュータライズド動的体平衡(Computerised Dynamic Posturography:CDP)が行われた。

 

結果:OVCF患者47名とコントロール45名が募集された。コントロール群と比較して、OVCF群は平均安定性、‘開眼で支持面が動揺する(CDPサブテスト4)’と‘閉眼で支持面が動揺する(サブテスト5)’条件の下の最大安定性で有意に減少し、さらにサブテスト4と5、および‘視覚の動揺と支持面が動揺する’条件(サブテスト6)の間での足部ストラテジーが減少した。OVFC群はサブテスト5と6の間により頻繁に転倒をし、全体的な反応時間がより延長しており、さらに方向性コントロールテストで後方へ動く場合に反応時間がより延長していた。

 

結論:OVCF患者は健常コントロールと比較してより乏しい静的と動的バランスのパフォーマンスであった。彼らは姿勢安定性と足部ストラテジーの低下および動く支持面における転倒頻度の増加を有していた;彼らは全体的および後ろ方向への反応時間もまたより延長していた。従って、我々は転倒予防のためにOVCFを有した患者に対するバランスのリハビリテーションを示唆する。

 

URL:  https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23640322

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