The effects of goal-driven and data-driven regulation on metacognitive monitoring during learning: a developmental perspective.
J Exp Psychol Gen. 2014 Feb;143(1):386-403.
Koriat A, Ackerman R, Adiv S, Lockl K, Schneider W
邦題： 学習中のメタ認知モニタリングにおける目的駆動とデータ駆動の影響：発達的側面から
レビュワー平井達也
Abstract
メタ認知の研究(Koriat, Ma'ayan, & Nussinson, 2006)では、学習中のモニタリングとコントロール間の双方向リンクを提案している。つまり、自己調整が目的駆動であるとき、モニタリングは増加した学習時間が学習判断（JOLs）を強調することによるコントロールに影響される。しかし、自己調整がデータ駆動であるとき、JOLsはコントロールからのFBを基盤とする。そして、それゆえにJOLsは、エンコーディングの容易さが再生の成功の判断に役立つという経験の元に学習時間とともに減少する。 同じ状況において生じる関係性の両タイプに対する根拠は、成人で見られる。我々は、目標駆動とデータ駆動に対する異なって反応する能力の成長を検討した。5年生と6年生の子供では、目標駆動調整に対するポジティブな学習時間とJOLsの関連とデータ駆動型調整に対するネガティブな関連が明らかであるが、しかし、同じ状況では決してない。 一方、9年生と大学生におけるJOLsと再生は、データ駆動と目標駆動の異なった共感度を産出する。 5、6年生はまた、学習判断について成人様のパターンの証拠を示し、仕切られた手続きの下の再生は、学習時間におけるデータ駆動と目標駆動のバリエーションであるため、学習時間におけるバリエーションの要因としてそれらを助けていた。結果は、メタ認知的な洗練という用語は、メタ認知的判断の生成における同時的なバリエーションの両タイプを考慮することが必要であることを議論する。