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Title: Facilitating acquisition and transfer of a continuous motor task in healthy older adults and patients with Alzheimer's disease.
邦題:健常高齢者とアルツハイマー病患者の連続運動課題の獲得と転移の促進
Journal:Neuropsychology. 2003 Apr;17(2):202-12.
Authors: Dick MB, Hsieh S, Bricker J, Dick-Muehlke C.
Reviewer: Yuki WAKATSUKI
Abstract
目的と対象:
本研究は、99名のアルツハイマー病患者と100名の健常者に対して、微細な運動技能(回転追跡課題)の獲得と転移を調査した。
方法:
最適な学習戦略を確認するために、著者は参加者に回転追跡を定常練習、ブロック練習、ランダム練習もしくは訓練なしとした。学習の転移は、獲得中のそれら課題とは異なるスピードを使って評価した。
結果:
定常練習を受けているアルツハイマー患者と健常対照群は、獲得の間、ブロック練習およびランダム練習の状況よりも優れていた。3種類の練習が健常者で転移を促進したのに対して、アルツハイマー患者は定常練習からのみ促進された。
著者の結論:
多様練習からアルツハイマー病患者が促進されないことは、運動スキーマにアクセスするもしくは運動スキーマを作るのが困難かもしれない。
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