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Title:  Impact of pain on disability among older Mexican Americans.

邦題:メキシコ系アメリカ人高齢者の能力障害に対する痛みの影響

Journal:  J Gerontol A Biol Sci Med Sci. 2001 Jul;56(7):M400-4.

Authors:  Al Snih S, Markides KS, Ray L, Goodwin JS.

Reviewer: Yasunobu ISHIKAWA

背景:

関節痛は高齢者の疾患との関連が強く、機能障害へつながる可能性がある。本研究の目的は過重負荷によるセルフレポートの痛みの有病率と、初期の障害のないメキシコ系アメリカ人高齢者における2年間の下半身の日常生活機能(ADL)の制限の発生率とその影響を評価することである。

 

方法:

我々は5つの南西部の州に住む65歳以上の入院していないメキシコ系アメリカ人の男女2167名の確率標本を検討した。対象者は荷重負荷の痛み、ADL、抑うつ症状および現在の慢性疾患について尋ねられた。肥満度指数(BMI)は身長と体重の計測を利用して計算された。最後に、3つの課題(タンデムバランス、8-foot walkおよびrepeated chair stands)、パフォーマンスベース、下半身機能のテストが実施された。

 

結果:

今回のサンプルすべての荷重負荷による痛みの有病率は31.9%であり、女性は37.7%に対して男性は24.0%であった(p < .0001)。最も多い痛みの一般的な場所は膝(14.7%)、続いて足関節/足部であった(12.1%)。ロジスティック回帰分析によると、痛みはタンデムバランス、8-foot walkおよびrepeated chair standsを実施することのできない有意に独立した機能障害の予測となった。

 

結論:

荷重負荷による痛みはメキシコ系アメリカ人高齢者の間で多く見られており、それらは続いて起こる能力障害の主な独立した危険要因である。

 

URL:http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11445598

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