Title:   The Reliability and Validity of Measures of Gait Variability in Community-Dwelling Older Adults

邦題：  地域在住高齢者における歩行変動の信頼性と妥当性

Journal:   Arch Phys Med Rehabil. 2008 Dec;89(12):2293-6

Brach JS1, Perera S, Studenski S, Newman AB.

Reviewer: Yuuki Yoshimoto

Abstract

OBJECTIVE：

歩行変動パラメータの再テスト信頼性と併存的妥当性について検討する

DESIGN：

横断研究

PARTICIPANTS：

地域在住高齢者558名

MAINOUTCOME：

対象者は、4mのウォークウェイ（機器）を4回歩行し、その際の歩行パラメータ（ステップ幅・歩隔・立脚時間）を計測した。再テスト信頼性においては、ICCを用い歩行1試行ごとおよび2試行を統合する2パターンで検討した。併存的妥当性は、歩行変動パラメータとADL・IADL・健康状態・身体機能・活動性を独立t検定と分散分析を用い比較した。

RESULTS：

歩行変動評価の再テスト信頼性は、2試行の歩行を統合した場合において1試行ごとに比べ高い信頼性を示した（ICC 2試行/1試行：ステップ幅0.63/0.48、歩隔0.40/0.22、立脚時間0.50/0.37）。また、ステップ幅と立脚時間の変動は健康状態・身体機能・活動性の悪化と関係を示した。

CONCLUSION：

限られたステップ数から計算した歩行変動は、ほどよい～良好な再テスト信頼性と併存的妥当性を示した。

信頼性のある歩行変動における必要ステップ数は、一貫性のある結果をもって更新されていくべきである。

 

URL：  http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2705958/

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