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Title: Qualitative analysis of stroke patients' motivation for rehabilitation.

邦題:脳卒中患者のリハビリテーションに対する意欲の質的分析  

Journal: BMJ. 2000 Oct 28;321(7268):1051-4.

Authors: Maclean NPound PWolfe CRudd A.

Reviewer: Yuki Wakatsuki

Abstract

OBJECTIVE:            

リハビリテーションに対する意欲が、「高い」か「低い」かを評価された脳卒中患者の、態度と信念を調査すること。

DESIGN:

半構造化インタビューによる質的な研究。

SETTING:

都心教育病院のストロークユニット。

PARTICIPANTS:

リハビリテーションを経験した脳卒中22人の患者;リハビリテーションに対する意欲の高い14名と意欲の低い8名であった。

RESULTS:

すべての患者は、リハビリテーションが回復にとって重要であると思った。高い意欲の患者は、リハビリテーションを回復で最も重要な方法としてより捉え、そして、リハビリテーションに能動的な役割を自分自身に与えているようだった。これらの患者は、リハビリテーションを理解し、特に看護職員の専門的な役割を理解しているようだった。多くの患者は個人的なゴールとして自宅で自立を報告したが、意欲の低い患者は、リハビリテーションにおける成功として、自宅自立というゴールと関連づけなかった。リハビリテーションに関する専門家からの情報や他の脳卒中患者との都合の良い比較や退院したいという願望は、意欲に前向きな影響を及ぼした。反対に、家族や専門家からの過保護、情報または専門家からの「矛盾したメッセージ」の受け取りや情報不足、そして、他の患者との都合の悪い比較は、負の影響を受けた。

CONCLUSIONS:

リハビリテーションへの意欲が高いか低いか確認された脳卒中患者の間には、信念の違いがいくつかあった。これらの信念は、患者が回復する環境によって影響されそうである。専門家と介護者は、彼らの行動がポジティブにもネガティブにも影響をする方法に気づいているようにしなければならない。

[URL] :https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/110531

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