【TRRKコラム】理学療法士として勉強するための4つの重要な態度
- 代表 平井
- 2017年9月9日
- 読了時間: 2分
SNSなどで、セミナーを開催して楽しい様子をアップしているのをたまに見かけます。
セミナーに参加するのは、自分に何かが足りないことを自覚しているからであり、「勉強」のために参加することは非常に良いことだと思います。
セミナーの講師はプレゼンが上手くて、説明がわかりやすいし、自分の知らなかったこと、忘れていたことを確認できて良かった、楽しかった。。。こう思うことはよくありますよね。
しかし、セミナーで得た情報は、正しいのでしょうか?信じていいのでしょうか?
もし、間違っていたら誤った知識を持ってしまうのではないでしょうか?
このことは、文献を読むなどの際にも、起こりえることです。
誤った知識を持たないように勉強をするための重要な4つの態度(attitude)とは。。。
1)批判的であること・・・言われたこと、見たことを短絡的に信じず、常に逆の場合を想定する
2)懐疑主義であること・・・批判的と似ているが、知り得た情報の裏を取る(文献調査)
3)信じても条件付き・・・科学は発展し変化するので、とりあえず信じるが変わる可能性を残す
4)建設的であること・・・より良い方法を考えていく
多くのセミナー講師や論文執筆者は、研究者としての節度ある態度を見せていますが、それが見えない方も多くいるし、そもそも、研究したことがない方が、講師として前に立っていることもあるように見受けられます。
また、この4つの態度は、臨床での基本的に持つべき態度でもあると思います。
評価や治療結果に対する、身勝手な解釈を行うセラピストが非常に多く見受けられます。
上記の4つの態度を身につけ、自分が自分に騙されないように、一歩一歩進歩していきましょうね!

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