【失敗と運動学習】
- 代表 平井
- 2018年1月13日
- 読了時間: 2分
「失敗」は成功のもとなどとも言われますが、運動学習ではエラーレスつまり失敗をさせないことが重要であるとの考え方がすこし優勢であるように思います。しかし、日常生活において、人は「失敗」をします。失敗をするのですから、失敗しない練習をすることは、少しおかしいのではないでしょうか?
運動学習を利用した理学療法の臨床場面では、ある動作や行為の成功確率を高めることを目指しますが、私が特に重要視しているのは、「失敗」した場合のリアクションです。「失敗」をなんとも思わない態度なのか、悔しがったり、なぜだろうと考えたり、もう少しこうだったななど次の課題への準備だったり、どのようなリアクションをするのかをよく観察するのです。
このようなリアクションを観察することで、単に課題の成功確率を挙げるための情報を得るだけでなく、日常生活での失敗を繰り返す人かそうでないかを見分け、リスク管理につなげることもできると考えられます。
運動学習に興味を持たれた方は、是非、一緒に勉強しましょう!
【MLS1のご案内】
開催日時:1月27日(土)15:00~17:00 場所:あいち医療福祉専門学校 定員:30名 参加費:500円(当日会場にてお支払いください) 講師:TRRK代表 平井達也(いしい外科三好クリニック) 申込方法 必要事項をご記入の上、tourinrehaken@gmail.comにてお申し込みいただくか、東海臨床リハのHPから申し込みフォームを利用してお申し込みください。 *必要事項 お名前、メールアドレス 件名:MLS1参加申し込み メッセージ:所属、年齢、職種、経験年数
ご興味のある方は
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