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【目標設定と運動学習】

  • 代表 平井
  • 2018年1月15日
  • 読了時間: 1分

学生時代のレポートで非常に困ったのが「目標設定」です。患者の歩行が自立して自宅復帰を目標に「したい」から、短期ゴールを「歩行の自立」、長期ゴールを「自宅復帰」とする。これはよくある例だと思います。問題は「したい」というセラピストのホープ(患者のホープ)が目標になっていることです。

「目標設定」は、ホープではなく、予測できる事態かどうかが重要です。それでは、どのようにすれば予測できるのでしょうか?

それは、データを取ることです。

1週間ほどデータを採れば、歩行の何らかのデータの変動の仕方がわかります。そのデータに基づき予測するしかありません。データがない状態での目標設定は、予測とは言えず、単なる「思い」でしかありません。ないよりましですが…

運動学習の方法では、データを取ることが第一に重要です。データのとり方にも手順などのルールがあります。複雑ですが、セミナーを通して、頭に染み込ませていきましょう。

 
 
 

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