【臨床で学術を高める5つの態度】
- 代表 平井
- 2018年2月11日
- 読了時間: 2分
リハセラピストは、人の体の構造や運動の仕組み、その障害、さらにその改善のための知識や経験を膨大に必要とします。そして、得た知識や経験、技術で職を得て、自分たち自身の生活を成り立たせています。しかし、その膨大な知識や経験は一朝一夕には得られず、日々勉強し学び続ける必要があります。ただ、学ぶということ、学び続けるということは大変難しいことだと思います。文献を読めば学んだということでしょうか?学会に出せば学べるというのでしょうか?如何にして学び、学び続けることができるのでしょうか?
学術とは「学ぶ術(すべ)」のことです。言い換えれば、学ぶ技術です。単なる技術ではありません。進歩するため、成長するための方法とも言えると思います。
私が考える、リハセラピストとして成長するための態度を挙げます。
1)批判を受ける(賞賛はいらない)
2)他者の批判をする(自分は棚に上げて)
3)臨床の成果を可能な限りデータで表す(単に患者の満足度ではなく)
4)問題を挙げる(臨床での疑問を問題化・定式化する)
5)解決する努力をする(「研究」活動をする)
1)〜4)は可能だと思います。5)まで行くのは大変ですが、これを行うにはメンターを見つけ、指導を仰ぐことと、一緒に問題解決する仲間が必要です。
以上のことを意識して、成長し続けるセラピストになりましょう。
当研究会も一緒に問題解決する仲間を募集しています。
一緒に学び続けたい方は、お問い合わせフォームから連絡ください

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