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Volume reduction of the entorhinal cortex in subjective memory impairment.
Neurobiol Aging. 2006 Dec;27(12):1751-6.
Jessen F, Feyen L, Freymann K, Tepest R, Maier W, Heun R, Schild HH, Scheef L.
邦題: 主観的記憶障害における嗅内皮質の体積減少
レビュワー平井達也
Abstract
正常な記憶能力で記憶の悪化感として定義される主観的記憶障害(SMI)の生物学的基盤を調べるために、SMI被験者、軽度認知障害(MCI)の患者の嗅内皮質(EC)および海馬の体積を測定した。アルツハイマー病(AD)および健康なコントロール(CO)の患者。コントロールと比較して、ECはSMIグループ(左:p = 0.060;右:p = 0.045)および他の2つのグループで次の順序で小さかった:CO> SMI> MCI> AD。海馬の容積に関して同じシーケンスが観察されたが、SMIグループの左海馬の容積の減少は有意な傾向にのみ達し(p = 0.072)、右側はコントロールと比較して有意に小さくはなかった(p = 0.37)。コントロールと比較して、ECの平均(左/右)体積減少は18%(SMI)、26%(MCI)、44%(AD)であった。海馬の平均体積減少は、6%(SMI)、16%(MCI)、および19%(AD)であった。我々の結果は、ADの神経変性の時系列を反映しており、認知症の最初の臨床症状としてのSMIの概念をサポートしている。
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