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Memory impairment and Alzheimer's disease pathology in individuals with MCI who underestimate or overestimate their decline.
Int J Geriatr Psychiatry. 2020 Feb 3. d
Bregman N, Kavé G, Zeltzer E, Biran I
邦題:記憶低下の過小もしくは課題評価を伴うMCIにおける記憶障害とアルツハイマー病の病理
レビュワー平井達也
Abstract
OBJECTIVES:
本研究の目的は、参加者と記憶低下の情報推定の不一致がMCIの予後を予測できるかどうかを調べることであった。
METHODS:
分析には、日常の認知アンケートに回答したアルツハイマー病ニューロイメージングイニシアチブ(ADNI)に登録されているMCIのデータが含まれた。過小評価(N = 112)および過大評価(N = 157)した記憶低下した参加者は、研究開始時および24か月後の記憶課題、脳容積、および脳脊髄マーカーが比較された。
RESULTS:
記憶力の低下を過小評価した者は、認知機能の低下を過大評価した者よりも、記憶力テストの成績が低く、海馬の容積が小さく、アルツハイマー病の病理が大きかった。縦断的比較により、記憶の低下を過小評価した者は、記憶力および脳の測定においてより悪化したことが示された。
CONCLUSIONS:
記憶力低下の過小評価は、MCI患者のAD病理の存在に対する臨床医の嫌疑を高めるはずである。
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